2008年08月28日

8月の山大神ガ岳の写真




   大神ガ岳の登山口、鳥居と案内掲示板があります。


 頂上は大変せまい岩の上で、エェーこれが頂上?というようなところでした。

 
 写真をアップするのが大変めんどうなので、今日はこれ1枚だけにします。


 来月の山は、9月20日(土)に熊毛インター経由、大歳集落登山口から、
大将軍山(標高680M)へ登ります。

 360度のパノラマで、南は周防灘、そのかなたに九州国東半島や四国の山々、
眼下には高速道路や新幹線、のどかな田園風景が楽しめる、そんな山です。


 集合はいつものように、午前7時30分 JR可部線大町駅前広場です。

 帰りは、呼鶴温泉に入浴後、17時頃大町駅帰着予定です。

 参加料金は、当日1回券3000円と交通費(高速代と燃料費頭割り分)他

 お申込は、当社登山教室担当 大田(電話082−245−2305)へどうぞ。  

Posted by 富田昭生 at 17:50Comments(0)

2008年08月26日

地球温暖化問題の欺瞞

 地球温暖化というグローバルな問題が関心を呼んでいます。

 このことについて、槌田 敦(つちだ あつし)という人は、
こんなことをいっています。

 「グローバルというのは、だいたいが人を騙すのにいちばんいい構造なんです。
例えば炭酸ガスによる地球温暖化問題というのは、「風が吹けば桶屋が儲かる」
の典型みたいなものですね。石油を燃やすと炭酸ガスが出る。炭酸ガスは温暖化
ガスだから地球の気温が上がる。地球の気温が上がると南極やグリーンランドの
氷が溶けて海面が上昇する。海面が上昇するとモルジブ共和国は水没して、オラ
ンダはますます大変になる・・・とまあ、こういう論理になっているわけです。(中略)

 この理屈の言い出しっぺの一人はハンセンというNASA(アメリカ航空宇宙局)の
研究者だったわけですけれども、それを世界的に広げたのはフランスなんです。
 だけど、フランスがそういうことを言いはじめた時、他の国々はびっくりしたんです。
なぜなら、フランスというのはそれまで、環境問題に対していちばん冷淡な国のひと
つだったからです。フランスの学者たちは、それまであまり地球温暖化なんていうこ
とは言わなかったんです。ところがある時から、一斉に騒ぎ出した。なぜだと思いま
すか。

 ・・・さあ。それだけ炭酸ガス問題が深刻になったからじゃないですか。

 そうじゃなくて、原子力産業が斜陽化してきたからなんですね。

 つまり、原子力発電は炭酸ガスを出さない。炭酸ガスは地球環境を悪化させる。
だから原子力発電は環境にいい発電だ、とこういうことにすることで、傾きはじめた
原子力産業をバックアップしようと考えたわけです。」

 ・・・、ということらしいですが、そもそも原子力発電が炭酸ガスを出さないという前提
もおかしくて、たしかに発電所の中では石油をあまり燃やしてはいないから炭酸ガスは
出ないけれども、発電所を建設したり、ウランを掘ったり、そのウランを燃料に加工したり
する時には石油をいっぱい使っているので、その分を考えると、原子力発電所は火力発
電所とだいたい同じ分量の石油を燃やしているそうです。

 「炭酸ガスを出さない原子力発電だなんていう言い方は、はじめから人を騙しているん
です。」

 ・・・、そして、炭酸ガスが地球温暖化の原因とする説もそもそもあやしいのだそうです。

 そして、さらに、「炭酸ガスが増えても誰も困らない」といっています。

 そのわけは、「産業革命以降、大気中の炭酸ガスが二割増えたことによって確実に
起きたことは、作物が二割多く取れるようになったということなんです。どういうことかと
いうと炭酸ガスというのは肥料と同じなんです。植物が育つのに必要なのは、光と肥料と、
水と、炭酸ガスです。三大肥料といって、窒素、リン、カリをやると植物がよく育ちますね。
それと同じで、炭酸ガス濃度が増えるjということは、木がよく育つということです。炭酸ガス
濃度と作物の出来は比例しますから、炭酸ガスが二割増えていれば、作物も二割多くとれ
るんです。」ということだそうです。

 上記は、「環境保護運動はどこが間違っているのか? 槌田 敦 著 宝島社新書」の
130〜143ページにあります。

 環境問題には数々の欺瞞があるように思います。マスコミや学者や官僚や政治家たちが
いうことをそのまま鵜呑みにせず、自分でよく考えてみることが必要だと強く感じます。

 要はそれで誰が儲かるのか、風が吹いて儲かるのは結局は桶屋であるというところまで
よく調べてみることだということでしょうか。

 では、また。

  

Posted by 富田昭生 at 08:33Comments(0)

2008年08月24日

昨日の初心者登山講座

 昨日、初心者登山講座で、吉和インターから大神ヶ岳(標高1,177M)へ
行ってきました。登山を終って、潮原温泉の展望浴場で汗を流し、すっきり
して帰って来ました。

 朝までかなりの雨が降っていましたので、どうなることかと心配しましたが、
出発の頃には、雨もあがり、曇り空で風があったので涼しく登ってこれました。

 あまり知られていない山ですが、なかなかいい山でした。

 来月は、9月20日(土)に、大将軍山へ登る予定です。

 参加ご希望の方は、当社(電話082−245−2305 担当大田)までどうぞ。

 当日の写真など、また、お見せします。

 では、また。
  

Posted by 富田昭生 at 09:29Comments(0)

2008年08月19日

ツキノワグマ絶滅寸前

 月に1回登山教室で山へ行っていますが、リュックにはクマよけの
鈴を付けています。

 これまで、このあたりの山でクマに遭遇したことはありませんが、
ときどきクマが木の幹につけたツメのあとや、クマのフンらしきものは
見たことがあります。

 もともとツキノワグマは見かけと違って大変臆病で、99%ベジタリアンで
肉食を1%するといっても、昆虫やサワガニくらいで、人を襲う習性などは
ほとんどないそうです。


 ところで、九州ではもうツキノワグマは絶滅しているそうです。
 
 そして、四国では絶滅寸前で、あと十数頭とのことです。

 動物学的には、三百頭を割ると、近親結婚により絶滅が始まるそうです。
したがって、四国のクマも絶滅するのは時間の問題のようです。

 どうしてこんなことになっているかというと、要するに、日本の奥山が
戦後の「拡大造林」という国策でスギとヒノキだけの人工林に変えられて
しまったことが原因だそうです。

 もともとの日本の奥地の森は、ブナやミズナラなどの落葉広葉樹を主とした
自然豊かな、クマにとってもエサやネグラも豊富な森であったのが、スギや
ヒノキに変えられて、スギやヒノキの葉は苦くて食べられず、エサとなる実も
ならず、しかたなく食べ物を求めて人里に出てくるようになり、その結果、
駆除されていくということになっているようです。

 現在は、安い材木が海外から輸入され、日本の林業は成り立たなくなって、
放置され荒廃していく日本の森に動物はどんどんいなくなりつつあるという
状況です。

 山に行くたびに思いますが、日本の森を人工林から自然林に戻すべきでは
ないでしょうか。


 では、また。  

Posted by 富田昭生 at 18:29Comments(0)

2008年08月18日

金沢21世紀美術館見てきました

 金沢21世紀美術館をこの夏休みの間に見てきました。
 
 この美術館は金沢の繁華街、香林坊のすぐ近くにあり、
また、兼六園や金沢城もすぐそばという、大変立地条件の
よい美術館です。

 そして、美術館そのものの設計がまた大変よく考えられた、
見る人を楽しくさせる、すばらしい設計です。

 入館料を払わなくても見れるゾーンと、入館料を払ってから
見るゾーンがあって、大変有名になっている、プールの底に
人がいるのが見えるというプールは無料で見れるようになって
います。

 不思議なプールなので、みんなプールの上から下にいる人の
写真をとったり、下にいる人も上にいる人の写真をとったりしています。

 下はどんなになっているのか見たい人は、入館料を払って中に
入っていくようになるということになるわけです。

 同じ現代美術の美術館なので、つい広島の現代美術館と比べて
しまいましたが、立地条件や設計や運営の仕方など、すべての面で
金沢21世紀美術館の方が魅力的です。

 ちょうど企画展として、ロン・ミュエック展をやっていました。

これは、「極限までリアルに再現された繊細で緻密な作品の数々は、
人間の内面までをも醸し出し、見る者を釘付けにする」というように
案内されている、超リアルな巨大な、生まれたばかりでまだへその緒が
付いている赤ん坊の像や、巨大な顔などさまざまな非常に迫力のある
美術作品がこれでもかというくらい、いろいろと展示してある展覧会です。

 機会があれば、今月31日までですが、見ると面白いと思います。

 では、また。  

Posted by 富田昭生 at 19:41Comments(0)

2008年08月08日

毒入りギョウザ事件の遠慮

 毒入りギョウザによる被害者が中国国内にもいたという事実を、
日本政府が、中国の捜査上の理由で発表を遅らせてほしいとの
意向を配慮して、一ヶ月以上も公表しなかったという事が明らかに
なりました。

 当然これで、毒は中国で入れられたということがハッキリした
わけです。

 もともと、当初中国が強弁していた、毒は日本で入れられたと
いう主張は、日本ではだれも信じてはいなかったと思いますが、
このたびのことで中国がいっていたことがとんでもないことであった
ということが明らかになったわけです。

 しかしながら、日本政府の中国に対する「遠慮」というこのなさけない
対応にはあきれます。


 これが日本国内の会社が起こした事件であったらどうでしょうか。

これは食品の偽装や賞味期限の改ざんなどで摘発された日本国内の
食品会社などに比べて、格段に悪質な事件です。

 毒入りの食品によって、日本国民のなかに被害者を出しておきながら、
その当事者が事実をしばらく公表しないでほしいといったからといって、
その意向をくんで、公表をおくらせてあげるというような「配慮」がなんで
ひつようなのでしょうか。


 私には、高村外務大臣の、「それは当たり前」との発言は理解できません。


 では、また。  

Posted by 富田昭生 at 10:48Comments(1)

2008年08月07日

すきっ腹ウォーキング  

 現在私は、キャベツダイエットで減量中です。

 ・・・・・というか、減量中でした。実は、最近なかなか体重が
減らなくなって、少しリバウンド気味です。

 ということで、新しくこの本を買ってきました。
「すきっ腹ウォーキング 片岡幸雄 著 ベースボールマガジン社新書」
です。

 この本では、運動と食事との順序、つまり運動を先に食事を後にという
ことをすすめています。

 具体的方法としては、毎日「すきっ腹」で5千歩を歩いたのち、その日の
最初の食事をするということがよいそうです。

 それは、「朝食を食べずに空腹の状態で体を動かす」ことが、体に負担を
かけない人間本来の食生活のリズムであるからとのことです。

 もともと人類が狩猟生活をしていた頃は、目が覚めたら朝食をとらず、
大地を駆け回って獲物を捕まえたり、木の実を採取し、採取や狩りという
ひと仕事を終え、ようやく少しの食にありつくという生活でした。

 これは動物でも同じことで、動物園で餌をもらうようになると、動物は
とたんに糖尿病などになってしまうそうです。

 ということで、
  朝食を抜き
  「すきっ腹」の状態で活動し、
  昼食は軽めに。可能ならば食休みをとり、
  夕食は、好きなものを美味しく食べる
 というようにするのがよいそうです。

 さっそく、明日から試してみようかと思っています。


 では、また。
  

Posted by 富田昭生 at 19:16Comments(0)

2008年08月06日

8月6日が今年も来ました

 先ほど、平和公園の近くを通って会社へ出勤しました。

 今年も平和大通りが交通規制され、多くの人が平和祈念式典に
参加しておられ、世界中からのVIPや、福田首相、秋葉市長も出席
しておられるので、警察官もたくさん出動し、騒然としていました。

 今年も、秋葉市長が核兵器の廃絶を訴えておられましたが、北朝鮮
のような国でさえ、核兵器を持つがゆえにあれだけしたたかな交渉が
可能となっている状況をみれば、なかなか核兵器の廃絶は難しいと
思われます。


 ところで、先月仕事で長崎を訪れ、少しの時間長崎の平和資料館を
見てきました。
 その時に思いましたが、長崎は広島に比べて原爆の被害について
だけではなく、アメリカがどのような経緯で原爆を投下したのかといった
ことにまでふれて、詳しく説明してありました。

 なかでも、原爆投下の目標都市として広島、長崎だけでなく、東京や
京都なども予定されていたということが明らかにされていました。

 京都などは市内に歴史的文化財が多いので、原爆どころか通常の
爆撃さえ米軍はしなかったという「神話」がありますが、とんでもない話
で、米軍は京都も爆撃していたということが、たまたま本日の日本経済
新聞に載っていました。

 老人や女性や子供といった、非戦闘員を含めて無差別に攻撃するという
非人道的なことをしたアメリカが、文化財があるということを理由に京都を
攻撃しなかったというのは、戦後の占領軍がばらまいた、まったくの捏造
情報であったということでしょう。

 
 では、また。

 
   

Posted by 富田昭生 at 11:13Comments(0)

2008年08月05日

男女交際自由化が結婚難を生んだ

 1970年には、男性25〜29歳の未婚率は46.5%、30〜34歳では11.7%、
50歳では1.7%でした。

 それが、2005年には、それぞれ71.4%、47.1%、15.4%というように、
約1.5倍、4倍、9倍も増加しています。

 この傾向は、女性も同様で、それぞれ、18.1%が59.0%へ、7.2%が32.0%へ
3.3%が6.8%へと、約3.3倍、4.4倍、2倍と増加しています。


 このように未婚率が増加、すなわち結婚していない人が増えているということの
原因は、男女交際の規制緩和、自由化であるという説があります。

 昔は親が相手を勝手に決めたり、あるいは仲人や会社の上司が見合いをすすめ
たり、といったように見合い結婚が多かったのが、1965年あたりから恋愛結婚の
ほうが多くなり、最近では恋愛結婚87.2%に対し、見合い結婚6.4%となっている
そうです。

 つまり、昔に比べて男女交際の規制が緩和され、恋愛が自由になり、その結果
恋愛結婚が増えているわけですが、それがかえって相手に対する要求水準を高くし、
結婚への決断を阻害しているということのようです。

 そのほか、収入の格差が結婚を不可能にしているといったこともあると思います。


 では、どうすればいいかですが、ひとつには努力すること、つまり就職活動で努力
したように結婚活動でも努力するということ。最近では、これを就活ならぬ婚活という
そうです。

 それと、結婚に対する意識を変えて、大卒のサラリーマンで自分の年収の二倍位
の年収があって、結婚してうまくやっていけそうな、「ふつうの人」というような男性は
とっくに結婚してしまっていて、もうほとんど残っていないという現実を女性は理解して、
そうなる前にいちはやく婚活し囲い込んでしまうか、出遅れたなら、婚活に一層努力し、
出会いの機会をできるだけ多くするとか、あるいは大きくターゲットを変えて、再婚や
国際結婚へと目を向けるといったようなことを考えるべきではないでしょうか。

 男性の場合は、経済力とコミュニケーション力を身につけ、女性の要求する水準に
少しでも近づくような努力をしなければならないという厳しい自由競争が現実となって
いるということのようです。

 女性が選び、積極的に声を掛け、男性は選ばれるよう自分を磨かねばらならないと
いうような時代となったということでしょうか。


 では、また。
  

Posted by 富田昭生 at 11:08Comments(1)

2008年08月04日

少子化の真の原因

 「少子化」とは、人口のうち、子供が少なくなっていくことですが、
それは、つまり、生まれる子供が少なくなっていくことであり、
その直接的な原因は、結婚の晩婚化やあるいは未婚化や
非婚化など、結婚する人が少なくなっていることにその真の原因
があります。

 それに対して政府の、「少子化対策」は、「子育て支援」という
遅々として進まない保育所整備や企業に育児休業を給付させる
ことや児童手当を支給することなどで、これはすでに結婚している
人への対策でしかなく、これでは効果があがるはずがありません。

 つまり、少子化の真の原因である、結婚問題に取り組まない限り
日本の少子化問題は解消できないでしょう。

 子育て支援により、結婚する人を増やすことができるはずだという
見通しのもとに、これらの対策が講じられているようですが、その結果が
はかばかしくないのは、上記の理由によるものと思われます。

 結婚する人を増やすには、結婚できないという社会的状況を打破する
必要がありますが、そのためには格差の解消や意識の転換など難しい
問題を解決していく必要がありそうです。


 では、また。

  

Posted by 富田昭生 at 15:27Comments(1)