2008年12月24日

寒曳山に行ってきました

 12月20日(土)、大朝の寒曳山に行ってきました。


とてもよい天気で、はるか三瓶山や、たぶん大山であるらしき山さえ見えました。





下りはスキー場経由で、開放感のある景色を眺めながらのんびりと






山を下りてから、いつものようにみんなで近くの温泉へ



もとは小学校であったという「田原温泉」です。




廊下も小学校らしいでしょう。


 
もとの講堂が休憩室になっています。



小学校の講堂ですので当然、校歌の額が掛けてあります。



風呂上りに、近くにある天然記念物の「テングシデ」を見に行きました。



実は、このようなめずらしいシデという木の群落です。






 次回は、平成21年1月24日(第4土曜日)に、御調(みつき)八幡宮に初詣をして、
「竜王山 665M」へ登ります。

 頂上からは南方向に瀬戸内の島々が眺望できる予定です。

 集合は、いつもの通り、JR可部線の大町駅に午前8時です。

 チケット制、1回券は3千円、その他相乗りの車のガソリン代と高速代の人数分
頭割りでの負担があります。

 お申込は、当社「初心者登山講座」、担当大田まで(電話082-245-2305)お気軽に。

 では、また。  

Posted by 富田昭生 at 12:34Comments(0)

2008年12月24日

養老孟司の環境論

 「ほんとうの環境問題 新潮社 池田清彦 養老孟司 共著」という本を
読みました。

 この本のなかで養老先生は、「炭酸ガスが蓄積するとこういうことが起こる、
といった予想が色々とされていますが、自分のところで計算したのかと問い
たいですね。京都議定書(気候変動に関する国際連合枠組条約の京都議定
書)の後で環境省が年間約一兆円の予算を組んで、ひとり当たり一日一キロ
グラムずつ減らせとか言っているわけですが、そんなことをする前に、炭酸ガス
が増えたらどうなるのかという計算を自分たちでするべきですよ。」

 「シミュレーションは自分でやらなきゃ駄目です。自分でやって間違えたら訂正
する。それが責任を持つということでしょう。それを他人の予想に従って動くほど
馬鹿なことはない。」

 「一兆円を使うならば、まず大きなコンピュータを使って本気でシミュレーションを
やり、データを取るのが先です。それに、温暖化したら誰がほんとうに損するのか
ということも考えなければいけない。」

 ・・・というようなことをいっておられます。(22ページ)

 この本の、「はじめに」というところでは、
 「政府・環境省は「地球温暖化防止大規模国民運動」なるものを立ち上げて、
国民の洗脳に余念がない。ほとんどのマスコミもこの件に関しては批判精神の
かけらもなく、地球温暖化の危機を煽っている。」

 「少々温暖化しても、日本の国民は平均的にはまったく困らないと思う。しかし、
温暖化を防止すると称する京都議定書を守ると、日本国民は大損をする。今のまま
だと、何兆円もの金を出して他国からのCO2の排出権を買わねばならず、これは電
気代をはじめ物価の上昇要因となる。そうでなくても、政府は地球温暖化対策と称し
て毎年一兆円もの税金を浪費している。」

 「どっちにしても、つけを払うのは国民である。なぜ、こういうおかしなことが起るのか、
というのが本書を作ろうと思った動機である。」(4ページ)

 そして、地球温暖化の何が問題か、地球はこれまで何度も温暖化と寒冷化を繰り
返してきた、「地球の歴史を見れば、温暖化しているときには大型生物の大量絶滅は
起きていない。大量絶滅が起こるときというのは、いずれも、地球が寒冷化したときで
ある。だから、ほんとうは、地球は寒冷化するぐらいなら温暖化したほうがいいはずで
ある。」(115〜116ページ)

 「すなわち、人間が何をしようがするまいが、放っておいても地球の気温や気候という
のは変動する。そして、気候の変動の要因が何かというのは、実はあまりよくわかって
いないのである。どこまでが人為的な要因かなんてことは簡単には特定できないのだ。」

 そして、そもそも「地球温暖化」はほんとうなのか、(134ページ)
 「地球温暖化というのはいまや自明のことのように言われているけれども、ほんとうの
ところはどうなのか、よくわからない。科学的に話を煮詰めて、裏づけとなるデータがない
と、ほんとうは何がどうなのかわからないはずでしょう。」

 「そもそも、IPCC (Intergovermental Panel on Climate Change =「気候変動に関する
政府間パネル」)というのは、学者の自由な集まりではない。政府から派遣された学者たち
だから、そこにはすでに政治的バイアスがかかっている。いまは地球温暖化を前提にして
学者を派遣しているから、地球温暖化論以外の意見というのはまず出ようがない。地球温
暖化が前提になってしまっている。」

 ・・・ということのようです。

 環境問題にはたいへん巨額のお金が動いていますが、だれかがそこで儲けているわけで、
これはなんだか巨大な陰謀のような気がします。

 では、また。

  

Posted by 富田昭生 at 10:44Comments(3)

2008年12月19日

電気代の節約

 当社の本社では、毎月電気代を35〜36万円くらい払っています。
 
 これをなんとか20%ほど節約しようと、現在電気代の節約作戦を
実施中です。

 まず、不要な電灯はこまめに消すこと、そして暖房もできるだけ温度
をこまめに調節して節電すること、そのほかパソコンも使わない時には
電源を切っておくことなどです。

 これを、まずは社長室から実施することにしました。

 できればエレベーターもできるだけ使わずに階段を歩いて登れば節電
と同時に体もあたたかくなり、また減量にも効果があるのでそうしたいと
思っています。

 ただし、荷物などがある場合はムリする必要はないのでエレベーターを
使うべきだと思います。

 そのほか、近々ビルの改装もする予定なので、建物のいろいろなところの
修理が必要なところもありますが、いまのところは修理もひかえていたりして
います。

 なにしろ今は、徹底的に経費を節減し、黒字に転換しなければなりません。
それと同時に、各部門で徹底的に利益を確保することを第一に仕事をするよ
うにしています。

 その結果、当社では、世間の急激な不景気への突入の様相にもかかわらず、
なんとかこの10月と11月は黒字となり、この調子なら今期は黒字決算ができ
そうな見通しとなってきました。

 しかし、ここで気をゆるめることなくケチケチ作戦を徹底しようと考えています。

 では、また。  

Posted by 富田昭生 at 09:27Comments(1)

2008年12月17日

ユニクロの女性役員

 女性向けビジネス誌「日経WOMAN」が主催する「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」が
5日(金)、都内で発表され、ユニクロの「ブラトップ」「ヒートテック」の商品企画・開発
を手がけた同社執行役員・商品本部MD部部長の白井恵美さんが総合1位に選ばれ
た。・・・ということが、ニュースとなっています。

 今回のヒットでユニクロは、かつてのフリースの大ヒットの頃同様、再び衣料品ビジネ
スで一人勝ち状態のようです。しかも、この不景気の嵐のなかでということだから立派と
いうべきではないでしょうか。

 そして、このヒートテックやもちろんブラトップも、開発したのは女性であったというのも
これからの時代を象徴しているように思います。将来はこのような女性がユニクロの社長
になるかもしれませんね。

 「日経WOMAN」の麓幸子編集長は「今年選ばれた女性たちは物が売れない時代に
ヒットを飛ばしたり業績を立て直したりした、不可能を可能にした人たちだと思う」とコメント
しているようです。

 「薄くて暖かくて着やすくて、さらに安い!本当に有難い。世界的にヒットして当然の
商品だとおもいます。」というコメントも寄せられていましたが、これからの時代には、この
ような必要十分な品質で、なおかつ安いという商品ならドンドン売れるということではない
でしょうか。

 いま必死で人員削減をやっている、自動車や電機メーカーなどもユニクロを見習ってみて
はどうでしょうか。もちろん当社も、必要十分な品質で安いというビジネスを近々立ち上げる
予定です。ユニクロの第一号店が、広島市中区の袋町にあったのと同じように、われわれも、
ユニクロ同様に世界一を目指して、同じ広島市中区の大手町からスタートするとしますかね。

 では、また。
   

Posted by 富田昭生 at 11:25Comments(2)

2008年12月13日

市民球場跡地利用案

 広島市民球場跡地利用案を広島市が過日募集していましたので、
わたしは下記の案を応募しました。

 その後、さっぱり返事もないし、そのことについての報道もありません。

 そろそろ、返事なり、市民から募集した案について、どうするのか、どう
したのか、結果を知らせてもらってもいい頃ではないかと思っています。

 それで、どんな案で応募したのか、みなさんにもこれをたたき台のひとつ
として、案を考えてもらいたいと思いますので、わたしの案をご披露します。


 市民球場跡地利用案に対する意見募集への意見

平成20年9月29日
                                   富 田 昭 生

 優秀案に選考された2件の事業計画の両案にある、「森」と「水」が並存する、「昔の日本の平和な村」を再現してはどうでしょう。

 緑地ゾーンの村を巡る水路には、錦鯉が泳ぎ、広葉樹の森に囲まれた村には昔懐かしい茅葺の家が点在し、メダカとカエルのいる田んぼがあり、野菜畑や牛を飼っている牛小屋のある家も見受けられる。

 一方、賑わいゾーンには、茅葺屋根の家々が宿場町のように建ち並び、こちらにも水路には錦鯉や金魚が泳ぎ、家々の屋号は「田・畑・村・里」の字が使われた屋号で、例えば、松田屋・畑中屋・木村屋・里村屋などとなっている。
 それぞれの家では、手打ちそばやテンプラ、寿司やスキヤキなどの日本食を中心とした料理の店、あるいは居酒屋やカフェなど、そのほか地元の野菜や魚や肉の加工食品やお酒やお茶の店を開いている。

 鉄やコンクリートで作る公園ではなく、木と土と緑と草で作る公園で、昔の平和な日本の村を再現し、「平和」のイメージを実感し、「平和」を体験させる公園とすることにより、世界中から訪れる人々に「昔の日本の平和な村」を見てもらうことは、それ自身が大変魅力的な観光資源となるばかりではなく、大いに世界平和にも貢献できるのではないでしょうか。

 このような、茅葺屋根の民家は、探せばまだ日本のどこかに残っているでしょう。それらを移築し、このような形で残していくこともまた有意義なことであると考えます。また、事業費の面でもかなり少ない負担ですむのではないかと思います。

 この「村」は、例えば「広島平和村」と名づけ、この公園を「広島平和村公園」としてはどうでしょうか。そして、この村で働く人たちは、できれば高齢者のボランティアを中心とした人たちにお願いすることができれば、運営コストもローコストになるとともに、平和のイメージに通じることと、平和について語り伝えていくべきことの必要性を感じさせることになるのではないかと思います。

 以上、このアイデアがお役に立てばさいわいです。要旨をメールでもお送りしました。


 といった内容です。ぜひ、このようなものができてほしいなと思っています。
みなさん、いかがでしょうか。

 では、また。
  

Posted by 富田昭生 at 10:03Comments(0)

2008年12月12日

絵を描く.com

 全日本画材協議会(略称全画協)という団体があり、画材人口拡大などの
美術振興や画材業界活性化のための活動をしています。

 その会合が大阪であったので出席し、その会議が終了してから当社の大阪
営業所に寄りました。

 たまたま大阪営業所の社員のYさんがその日が誕生日だったので、誕生日
祝いの図書カードを直接手渡したいと思って寄ったのでした。

 彼女がその日が誕生日だということを、ほかの社員は知らなかったようでした
ので、なんで社長が急に大阪に現れたのか、最初はみんな少し驚いていました。

 ところで、この全画協では、「絵を描く.com」というホームページで一般の絵画
愛好家に向けて情報発信しています。

 よく見られる記事は、「油絵を描く」、「コミック・イラストを描く」、「水彩画を描く」
ですが、その他にも「画材の救急箱」という、いろいろな画材の説明や選び方を
記述したページも人気があり、中でもアクリル絵具についての記事がよく見られ
ています。

 また、全国の画材店を紹介するショップページもアクセスがますます増えてい
ます。この傾向はここ1年ほどで顕著になっています。インターネットで店を探す
という人が多くなってきているということでしょう。

 よく検索につかわれているキーワードはやはり、「絵」あるいは「絵を描く」で、
最近は、「画材」もかなり上位にきています。

 今後の方向としては、画材業界でしかできないような製品の解説や専門常識、
メーカー紹介、販売店紹介などを充実し、さらに絵画愛好家や美術教師、美術
関係者の紹介、その他「美術のバイブル」となるように、さまざまな美術用語の
入った記事を入れて検索にかかりやすくしたり、絵画材料百科をコンテンツに入
れたり、会員の取り扱う製品に関する辞書などを作ることが考えられています。

 ぜひ、ご活用ください。

 では、また。   

Posted by 富田昭生 at 09:36Comments(0)

2008年12月11日

驚くべき掃除の力

 豊かな心と健やかな体を創る、「サインズ」という創刊して108年
にもなる月刊誌が東京都立川市の福音社から発行されています。

 その2009年1月号に、広島のA高校が「掃除」の驚くべき力で、
それまで地元警察の協力を得なければ手がつけられないほど荒れ
に荒れていたのが、劇的に校風が変わって、七年ぶりに体育祭が
復活したということが書かれています。

 そしてこのことは、平成十六年二月に「荒れた高校を再生・熱血
女教師」としてNHKテレビで放映され、大きな反響を呼んだそうです。

 平成十二年四月に教頭としてY先生が赴任したA高校では、連休
明けの五月、凄惨な集団リンチ事件が起き、広島北警察署で学校の
厳しい現状と山積する課題を報告しているときに「広島掃除に学ぶ会」
の井辻会長と運命的な出会いがあり、十二月に予定されていた「掃除
に学ぶ会」の会場がA高校に決まったそうです。

 「Y教頭は名ばかりの美化委員を復活させ、校内にポスターをはり、
問題行動のあった生徒たちの顔を見かけるたびに参加を呼びかけた。

 当日の朝、それまでの心配をよそに、三百名を超す人たちが集合し、
一斉にトイレ掃除が始まった。参加した生徒たちは、最初こそ「ワァー」
「キャー」と言いながらも、次第に"自分の便器”を磨くことに没頭していっ
た。

 第一回目を機に、校内に掃除をする機運が生まれ、二回、三回と掃除
を続けていくうちに校内が急速にきれいになり、校風がガラリと変わって
きた。生徒が警察の世話になることも、服装の乱れもなくなり、問題行動
も激減してきた。

 何よりも感動的だったのが、翌年十月に開催された七年ぶりの体育祭
だった。特に感動したのが、チームワークのとれたマスゲーム。問題行動
を起こしていた生徒たちが笑顔いっぱいに、あれだけのことがやれている。
そう思うと、Y教頭の目から涙が止まらなかった。」(26ページ)

 ・・・とのことです。

 当社でも、わたしをも含めて社員みんなで分担を決めて掃除をしています。
特にトイレ掃除に力を入れているわけではないので、「トイレを磨くことは心を
磨くことである」というところをもっと学ぶべきなのかもしれません。

 では、また。  

Posted by 富田昭生 at 08:37Comments(0)

2008年12月10日

資源としての水

 「日本はトウモロコシ、大豆、小麦などの穀物を、毎年、大雑把にいって
3000万トンも輸入しているが、これは専門家の換算によると約1200万
ヘクタールの耕地に相当するという。

 日本の耕地面積は現在、約470万ヘクタールだから、日本は自国の
2.6倍の耕地を輸入していることになってしまう。

 穀物を1トン収穫するには1000トンの水が必要なので、輸入穀物だけ
で実は3000億トンの水を輸入していることになる。

 さらに、他の野菜や果物などすべての農産物の輸入量から換算すると、
なんと、輸入している水は約650億立方メートルにもなる。

 日本国内の灌漑用水の使用量が570億立方メートルだから、すでに
農産物を通じて輸入している水は、国内の灌漑用水量をはるかに超えて
しまっているのだ。

 日本の水の66%は農業に使われているから、あとの34%をすべて農業
に使ったとしても、現在日本人が消費している農作物を自給することはでき
ない」のだそうです。

 「世界と日本経済30のデタラメ 幻冬舎新書」で、東谷暁氏はこのように
述べています。

 そして、「水は代替の利かない資源であり、農業だけでなく鉱工業から
ハイテク産業に至るまで不可欠である。それだけに、資源や食糧をめぐって
国家間、地域間、公と民とのとの間に軋轢が起こるこれからの時代は、水が
熾烈な争奪の対象となる危険性をはらんでいる」と警告しています。

 そして、「まず日本がすべきことは、農業に使われている66%の水資源を
有効に利用することだろう。」

 「日本の水田は、かつては水を繰り返し利用する段階利用だと評価された
こともあるが、現在は減反政策などのために、水田の半分が利用されていな
い状態なのである。利用されていない休耕田のなかには、ただ水を張って放置
されているところすらある。これでは水はむなしく蒸発するだけで、有効利用され
ているとはとてもいえない。
 
 かつてのように、すべての水田に水を導き入れて水稲を栽培し、できたコメを
国内で消費するというシステムは、カロリー効率がきわめてよく、自国内の水を
有効に利用していただけではなかった。他国の農作物を輸入しなかった分だけ、
他国の水を収奪せずにすんでいたということでもあるのだ」と、日本農業の復活
と、資源としての日本の水の有効利用を訴えています。

 では、また。
  

Posted by 富田昭生 at 09:26Comments(0)

2008年12月09日

麻生政権崩壊前夜

 麻生総理の支持率が20%台に急落し、政権崩壊前夜の様相を
呈しています。

 すでに、公然と自民党内からや閣僚など政権内部からの批判も
相次いでいるという状況です。

 こうなれば、麻生さんも総理のイスにしがみつくのをいさぎよくやめ
て、一日も早く解散すべきでしょう。年内に解散するのがいいのでは
ないでしょうか。

 そうでなければ、このみっともない状態を続けて、最後は徹底的に
醜悪なかたちでやめなければならなくなるのではないでしょうか。

 「武士道とは死ぬこととみつけたり」ということばがありますが、人間、
死に際や、散り際がもっとも重要です。

 ところで、麻生さんといえば思い出すことがあります。

 それは、麻生さんがまだ30代で、将来の政治家になるための最初の
一歩を踏み出したことになったはずの、日本青年会議所会頭選挙のとき
のことです。

 そのときに麻生さんと選挙で戦ったのは、広島青年会議所のE電工の
Mさんでした。

 広島青年会議所の総力をあげて戦いましたが、結果として勝利したの
は当然、麻生さんでした。

 麻生さんにはその頃から、プロの選挙参謀がついていましたし、公職の
選挙ではありませんでしたので、得意の財力にものをいわせて勝利された
わけでした。

 このときから、麻生さんは将来の総理をめざして政治家への道を歩み始め
たということでしょう。

 その結果、現在、総理の座についておられるわけですが、すでにめざした
ことを達成されたからには、この状況の中で、あとはいかにいさぎよく辞める
かということではないでしょうか。

 では、また。

   

Posted by 富田昭生 at 09:12Comments(0)

2008年12月08日

良い会社とは

 法政大学大学院政策創造研究所の坂本光司教授は、「経営者の四季
2008年12月号(TKC出版)」でこのようにいっておられます。

 「良い会社とは本気で社員の幸せを考える会社」である。

 良い会社とは当然業績もよい会社であるわけですが、そのよい業績を
作り出すのは社員の創造性であって、「こんなものがあればいいな」とい
う顧客の潜在的な需要を掘り起こし、市場を創造できるということが、一流
の経営なのであるとのことです。そして、

 「企業経営の極意は市場を創造すること、そして創造するのは社員。だから
社員がいなければ企業経営は成り立たない。第一に優先すべきは顧客では
なく、社員なのだ。」

 「会社は社員の幸せのためにある」とする会社もあるというように聞いていま
すが、わたしもそのとおりだと思います。

 ただ、顧客や取引先や、社会貢献や業績や株主なども尊重すべきであるの
は当然のことですが、問題はその優先順位なりバランスということですね。

 その中で、最優先なのはやはり社員ということでしょうか。

 では、また。  

Posted by 富田昭生 at 19:36Comments(0)