2009年02月27日

職業の選択・2

 就職と結婚は似ているとよくいわれます。就職は職業を選択することであり、
結婚は伴侶を選択することであり、両方ともに天の導きによりそれが与えられ、
その職業やその相手をそうと信じて選ぶことができるならそれが永続し、充実
し、その結果感謝することができるからでしょうか。

 「生きてるだけで丸儲け」ということばがありますが、今日食べるものがあり、
今日寝るところがあり、今日生きているだけでも感謝すべきことであるという意味
だと思います。

 同様に、結婚して、ともに助け合い、ともに支え合って、人生をともに歩む伴侶が
いるというだけで感謝すべきことでしょう。

 そして、同様に、なすべき仕事があって、たとえ困難があっても、それを自分に
与えられた使命として乗り越えていく努力を続け、その仕事によって社会に貢献
できれば、その仕事は充実した天職と感じられるのではないでしょうか。

 いわば、そのような仕事が目の前にあるということだけで丸儲けなのではないで
しょうか。

 いま、目の前に、するべき仕事があるのなら、それが天職であり、またその仕事が
あるということだけで感謝すべきことなのではないかという気がします。

 では、また。 

   

Posted by 富田昭生 at 14:56Comments(1)

2009年02月26日

職業の選択

 就活中の学生さんの中には、自分はどんな仕事を選んだらいいのか
わからないながら、自分探しなどと称して、じつはただ迷っているひとが
多いようです。

 なかには、就職して仕事をしながらも、自分にはもっと違う仕事が向い
ているのではないかと迷っているひともいるようです。

 「職業につくということは、自分の才能や適性を生かしたいという気持ち
を持って、自分自身で職業を選択することだと、誰もが思っている。しかし、
本当にそうなのだろうか。
 実は、偶然の機会とか不思議な出会いがあって、その結果、ひとつの
職業につくのではなかろうか。私には、そうとしか思えない。」

 「そう考えるならば、職業につくということは、自分を超えた社会から与え
られたもの、言葉を変えて言えば、天から与えられたものと言えるのではな
かろうか。」

 と、コクヨ?の黒田会長は「一事徹底」という本の中でのべています。

 要するに、自分の仕事とは天から与えられるものであるということでしょうか。

 自分は何がやりたいのだろうかとか、自分は何に向いているのだろうかとか、
悩むのではなく、いま目の前に与えられているその仕事、たまたま自分が志望
した会社があれば、その会社に採用してもらえるよう全力で努力し、たまたま
その会社に採用してもらえたら、その会社で与えられた目の前の仕事を誠心誠意
やりとげる、ということが天から与えられたその仕事を天職と思うかどうかということ
になるのではないでしょうか。

 わたしもかつては、コクヨ?の社員でしたので、朝礼でみんなと唱和していた、
なつかしい、コクヨ?の創業者黒田善太郎氏の「経営の信条」をご紹介しましょう。


                  「経営の信条}

 人は無一物でこの世に生を受け父母の恵み・社会のお陰によって心身ともに成長し、
やがて社会に出て一つの仕事を与えられる。それは天より授けられた天職である。
 天職には貴賎の別なく、人が生ある限り自らの全力を尽して全うせねばならぬ。天
職を全うするには人の信を得る事が最も大切である。人に信を得る最善の道は、自ら
誠を以って実行することである。
 真心を以って買い、造り、そして売れば、人おのずから信用し、人に信用を受ければ、
天職はおのずから全うしうる。
 誠心誠意不言実行──之が私の経営の信条である。

 では、また。  

Posted by 富田昭生 at 09:18Comments(1)

2009年02月25日

もったいない

 「もったい」とは、漢字では勿体と書いて、ものものしいことを意味するようです。

 だから、もったいをつける、もったいぶるなどというふうに使います。

 「もったいない」という場合には、おしい(惜しい)、ばちがあたる、おそれ多いと
いった意味になります。

 つまり、もったいないとは、もったいが足らない、もっともったいをつけるべきである
といったように、その行為をするにはもっともっとおそれおののいて、もったいぶって
するべきであるということのようです。

 物やエネルギーを使うときに、細心の注意をはらって無駄なことをしないようにしよ
う、大切にしようということが、このもったいない精神であるということでしょうか。

 いまあるものを大切にしようという考え方が、特に現在の世界同時不況のこの時代
には、重要なことであり、過去の「消費は美徳である、あるいは浪費が経済を活性化す
る」といった考え方から、現在、われわれの手元にあるものは限りあるものであり、それ
は未来にわたって大切に、「もったい」をもって、使っていかなければならないという考え
方に変わっていく必要があると思います。

 当社もこれから、そのようなもったいない精神で運営するLOHASで、リーズナブルな
ホテルを作ろうとしています。

 当社ビルを解体せず、改築することにより、無駄な費用をかけずに、また使えるものは
徹底してそのまま使って、省エネ、ローコストで作り、その分低料金で利用していただけ
るようにしたいと思っています。

 4月着工、7月完成、8月オープンを予定しています。ぜひ、みなさまお越しください。
お待ちしております。

 では、また。

 
   

Posted by 富田昭生 at 09:13Comments(0)

2009年02月23日

坂山と鉾取山に登ってきました






























 鉾取山山頂には真新しい立派な案内表示の柱が立っていました。

































 その柱を囲んでみんなで記念撮影しました。































 その前に、山頂でお湯を沸かしてチャイを飲みました。
































































 山頂にはこんな六角堂もありました。最初はなにかの売店かと思ってしまいました。


































 シャッターが閉まっていますが、避難小屋として使う場合にはシャッターを開けてください
とのことです。

































 12月に登った寒曳山のときは、こんなに頂上に雪がありましたが、このたびは暖かな頂上でした。

 来月は3月21日(第3土曜日)に安佐北区狩留家の登山口から高鉢山(705M)と三田槍(763M)
に登ります。

  集合時間・場所  AM8時  JR可部線大町駅広場集合です。

  1回券チケット 3000円  その他相乗りの自動車ガソリン代頭割り負担があります。

  お申込・お問い合わせは  弊社 初心者登山講座  担当大田三恵子までお気軽に。

  電話  082-245-2305  FAX  082-245-7838  です。

 では、また。  
  

Posted by 富田昭生 at 17:41Comments(0)

2009年02月20日

年金支給年齢引上げ

 厚生労働省は年金の支給年齢を引上げるにあたり、その引上げスケジュールに
合わせて、企業に定年の引上げか、継続雇用制度を導入するか、あるいはまた、
定年制度そのものを廃止するかせよといっています。

 これは、年金制度の破綻が目に見えてきているので、少しでもそれを先延ばしす
るために、年金の支給年齢を徐々に引上げていき、その支給年齢が伸びた期間に
ついては、企業に肩代わりをさせようということのようです。

 このため、「65歳までの雇用確保措置導入の義務化へ」といったパンフレットなど
を厚生労働省やハローワークで出しており、それには平成18年4月1日からの改正
高齢法施行により、高年齢者雇用確保措置を講じていない企業は法令違反となり、
各種助成金が支給されなくなったり、求人が受理できなくなる場合があるなどと脅し
文句が書いてあります。

 これは、自分たちの制度設計の誤りや運営のでたらめさの結果の尻拭いを企業に
させてしまおうという、あきれてものもいえないほどの、いつもの官僚の身勝手の極み
といわずしてなんといえばいいでしょうか。

 ところで、これについて当社にも指導があり、もともと就業規則に定めてあるにもかか
わらず、それよりも労使協定をしてそれについて就業規則を改め、就業規則の変更を
労働基準監督署に届け出よとのことでした。

 法に準拠した就業規則が定めてあるだけではだめで、労使協定をしなければならない
ものが、聞いたところでは10種類もあるとのことで、そのうちのいくつかは労基署に届け
出の必要があったり、労使協定そのものはその必要がなく就業規則にその旨定めて、
就業規則の変更を届け出なければならなかったり、たいへんわかりにくく、手数がかかる
ようになっています。

 わたしは、公務員こそ定年制を撤廃し、死ぬまで公僕として国民のために働いてもらい、
そのかわりに退職金制度も撤廃し、天下りを完全に廃止してはどうかと思いますが、いか
がでしょうか。

 では、また。  

Posted by 富田昭生 at 19:25Comments(0)

2009年02月20日

ホームランは皆で祝福

 プロ野球でホームランを打った選手をみんなで迎えて祝福していますが、
あんなふうに仕事で成果をあげた人をみんなで祝福するという、スポーツ
同好会的な雰囲気がかつてのリクルートにはあり、それがリクルートのあの
成長の原動力のひとつであったようです。

 しかしあれはずっと続けていくのはけっこう疲れるのではないかと思います。

 だから、たまには何か息抜きをしないと、ついていけなくなる人もでるのでは
ないでしょうか。

 わたしの知っているリクルートの社員の人も元気で優秀な人が多いですが、
けっこうやめている人もあるようです。

 仕事は楽しいだけのものではありません。やはり仕事は基本的には苦しい
ものなのではないでしょうか。

 しかし、その仕事で成果をあげることができ、その仕事によってだれかがよろ
こんでくれるのであれば、それは自分自身であり、自分の家族であり、お客様
であり、取引先であり、また同僚や上司や後輩や、また友人であったりすると、
楽しく思えることもあるということでしょうか。

 喜びは二人で分かち合えば二倍になり、苦しみは二人で分かち合えば半分
になるという言葉がありますが、みんなで、心から、それができるとすばらしい
と思います。

 では、また。  

Posted by 富田昭生 at 08:41Comments(1)

2009年02月19日

サクラホテル池袋見学

 東京の池袋にあるSAKURA HOTEL IKEBUKUROを見学してきました。

 サクラホテルは、この池袋以外に渋谷区の幡ヶ谷と千代田区の神保町にも
あり、外国人バックパッカーやグループ旅行の人たちのためのホテルで、とて
もリーズナブルな料金で利用できるため、特に外国人に大変人気があります。

 シャワーとトイレが共同のドミトリールーム(相部屋)と、個室のファミリールー
ムとグループルームがあり、共同のキッチンも使えるようになっています。

 ドミトリーは男女兼用部屋と女性専用部屋があり、料金はどちらも3200円です。

 そのほかのグループルームは4名で12800円、つまり1名あたり3200円になり、
6名の場合も、8名の場合も、1名あたり同様に3200円です。

 ファミリールームは3名の場合は15000円、つまり1名あたり5000円、4名の場合
は18000円で、1名あたりは4500円になっています。

 Japanese room、つまりタタミが敷いてある和室もあり、こちらは2名で12000円、
つまり1名あたり6000円、3名で16500円、1名あたり5500円、4名で20000円、1名
あたり5000円となっています。

 このような宿が最近、東京だけでなく広島や京都、沖縄でも増えているようで、広
島のHana Hostelという広島駅近くのところは、1名あたり、ドミトリーが2600円から、
和室は3500円から、グループルームは3200円からという料金です。

 不景気と円高で海外からの観光客は減っているようですが、だからこそ、より安く
泊まりたいと思う人は増えているようですので、このような宿には不景気と円高は、
むしろ追い風になっているのではないでしょうか。

 当社もこのようなコンセプトの宿を作ろうと、4月着工をめざして現在、準備をすすめ
ています。

 当面、2名ほど日本語と英語のバイリンガルスタッフを採用したいと考えています
ので、このような事業に興味がある、いい人がおられたらぜひご紹介ください。

 では、また。



   

Posted by 富田昭生 at 12:21Comments(0)

2009年02月16日

麻生内閣支持率9%

 ついに、麻生内閣の支持率があるテレビ局の先週末の調査によると
9.7%になったそうです。

 ついにシングルへというわけで、これがゴルフのハンディキャップであ
れば立派なのですが、支持率ならばなんともおそまつなことです。

 おもえば、安部、福田、麻生と、二世、三世の「家業」を継いだ政治家
が続けて総理大臣をやっていますが、そろそろこのような家業政治家に
よる政治をおしまいにするわけにいかないでしょうか。

 官僚出身者やこのような家業政治家では、この日本の官僚支配体制
を終らせることはとうていできないようです。

 官僚にコントロールされることのない、官僚出身でない、そして家業とし
てでなく政治をすることのできるような政治家にほんとうに国民のための
政治をやってもらうしかありませんが、そのためには国民が選挙に行くこと
がもっとも重要だと思います。

 ただただ、嘆いたり、怒ったり、あきらめたりしていても、事態はなにも
変わることはありえません。

 選挙に行ったことのない人に改革や、あるいは革命について語る資格は
ないと思います。

 ぜひみなさん、そろそろ間近となってきた選挙にこぞって行こうではありま
せんか。

 では、また。   

Posted by 富田昭生 at 08:16Comments(0)

2009年02月13日

登山講座予定変更

 当社の初心者登山講座ですが、今月の28日の予定が21日に変更になりました。

 先生のご都合により、一週間予定が繰り上がり、21日(第3土曜日)になりました
ので、よろしくお願いします。

 集合時間や集合場所などは以下のとおりで変わりありません。

    期   日   平成21年2月21日(第3土曜日)
 
    集合場所   JR山陽本線瀬野駅南口

    集合時間   午前9時40分

 今回は車を使わず、JRで行きますので、途中の駅で合流・乗車しながらの集合でも
 結構ですが、参加される方は集合・乗車される駅をあらかじめご連絡ください。

 連絡先・参加申込・お問い合わせは下記へ

 ゆとりとなごみのレイノアートスクール 初心者登山講座 担当 大田三恵子

 電話 082−245−2305  FAX 082−245−7838  お気軽にどうぞ

 では、また。  

Posted by 富田昭生 at 13:31Comments(0)

2009年02月13日

「かんぽの宿」問題

 「かんぽの宿」の入札について、鳩山総務大臣がこれをことさらに
問題として、どうやら西川日本郵政社長を辞めさせたいようです。

 西川社長の後任には、もと官僚であった人物を据え、「郵政族」と
いわれている官僚と政治家たちの天下りを含む数々の利権の復活
をねらっているのでしょう。

 これは、郵政民営化を少しでも逆転させ、郵政民営化によって減少
しそうな巨大な郵政利権をなんとかして温存したいという、官僚のい
つもの陰謀でしょう。

 問題は、2000億かけて作った施設を100億で売るということにある
のではなく、いちおう公正な入札という手段によって、きちんと鑑定評価
したら、たった100億の価値しかないものを2000億もかけて作ったとい
うことであり、これは郵政公社時代の官僚の責任だといわなければなり
ません。

 それを、入札手続に問題があったとして、入札のやり直しをせまるだけ
ならまだしも、社長の責任を追及して辞任をせまる方向にもっていこうと
しているように見えます。

 このような経済情勢の悪化のもとなら、オリックスはむしろ入札が白紙
撤回されることをよろこんでいるのではないでしょうか。

 オリックス関係者から聞いたところ、いまオリックスでは不動産投資は
いっさい凍結という方針がでているようですので、今回の件はかえって
よかったということになったのではないかと思います。

 しかし、再度、同じような条件で入札をしたならば、こんどは大幅に入札
価格は下がってしまうのではないかと予想されます。

 そんなことになったら、鳩山総務大臣や、この鳩山総務大臣を動かして
いる官僚たちは、そのときはたしてこの責任をとるのでしょうか。

 では、また。  

Posted by 富田昭生 at 08:15Comments(0)