ガレリア・レイノ社長兼会長のブログ

　記録映画「ヒロシマの校庭から届いた絵」の特別試写会へ行ってきました。
　
　昨日の7月26日（木）の午後1時からということで、広島市中区袋町の袋町
小学校に隣接した市民情報プラザに行きましたが、少し予定時間から遅れて
上映が始まりました。

　そもそもの話は、1945年の原爆によって被災したヒロシマの本川小学校へ、
まだ復興もままならない、その2年後の1947年にアメリカからクレヨンや鉛筆、
紙などの画材が送られてきて、その当時の本川小学校のこども達が絵を描い
たことから始まっています。

　そして、こども達の知らないままにアメリカへ送られていた、その絵が数十年
の時を経てアメリカのＡＬＬ　Ｓｏｕｌｓ　Ｕｎｉｔａｒｉａｎ教会の地下室で偶然に発見され、
2010年に故郷のヒロシマの本川小学校へ里帰りするまでを記録した映画です。

　48点のこれらの絵を描いた、当時こどもであった人たちのインタビューや、この
絵にかかわったアメリカの人たちのインタビューを通して、原爆や戦争について、
われわれはどう考えるべきか、どう行動すべきかを問いかけています。

　まだ編集途中ということで、完全な作品となるのは来年の5月ごろの予定と聞き
ました。完全版は1時間45分の今回のものよりもっと長くなりそうだとのことでした。

　ところで、この絵を額縁に額装する作業は当社の本店の額縁売り場でさせてい
ただきましたので、映画の中に当社の額縁売り場がでてきていました。また、店長
の片山君が応対する様子や、わたしの姿もチラッとですが写っていました。

　そして、当社のホテルの入り口や応接室で絵を見る様子なども写っており、この
映画の一部にわれわれもかかわることができたことをありがたく思いました。

　この映画の正式な特別試写会は下記の予定となっています。ぜひご覧ください。

　日時　2012年8月1日（水）　1回目　17：00〜18：30　　2回目　19：15〜20：45

　場所　広島平和記念資料館東館地下1階メモリアルホール

　
　では、また。