2009年02月02日

経済危機の打開策

 解雇される人が何十万人とか、大企業の赤字が数千億円とか、
新聞やテレビなどのマスコミは国民の不安をあおっていますが、
要はどうやってこの事態を打開するかということではないでしょうか。

 アメリカをはじめ多くの国が、日本の輸出産業の主要製品である、
自動車や電気製品を買わなくなってしまったので、日本の実体経済
も悪くなってきています。

 では、どうするかといえば、中国をはじめとする新興国に買ってもら
うか、日本国内の内需を拡大していくしかないのではないでしょうか。

 失業が増えていますが、まだ日本の農林漁業といった日本の国土
という地域資源を利用する産業には人手が不足していますし、資源の
利用が不充分です。

 さらに、医療や介護、教育や保育、レジャーや観光といったサービス
産業でも人は足りないし、十分なクオリティーのサービスが提供されて
いません。

 アメリカのオバマ大統領はすでに、グリーン・ニューディール政策として
環境保護産業の振興策をスタートさせています。

 この分野では、日本の技術がかなり先進しているといわれていますの
で、国際的に協力や競争をすることによって、かなりの成長が見込めるの
ではないでしょか。

 さらに、日本がすべきことは、このような環境分野での技術開発にとどま
らず、広く学術や技術、文化や芸術の研究開発振興といった分野にあるの
ではないかと思います。

 この不況下でも、ユニクロや任天堂などは元気です。

 要は、知恵を生かすということではないでしょうか。

 では、また。

Posted by 富田昭生 at 08:42│Comments(0)
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